清浄明潔・品種

4月は清明、万物はみな清らかに清々しく明るく美しいころ。
新入学の子供たちや新入社員の初々しいスーツ姿も春らしい情景です。

4月は清明、万物はみな清らかに清々しく明るく美しいころ。

新入学の子供たちや新 入社員の初々しいスーツ姿も春らしい情景です。

初めてお給料をもらった頃が懐かしい、今となっては遠い昔の出来事、あの頃の清々しい姿は何処へやら。

人は年を取ると変わりますが、生き物はみなようゆうものなので、良く変わった方も悪く変わった方も気を落とさずに、頑張りましょう!

植物も例外なく年々変わってきています。

勿論人の手で意図的に改良するものも、自然天然のものも変化するんですよ。

ジョゼフ・ピトン・トゥルヌフォールという人が昔植物を草と木に分け、さらに花の形で綱を分け植物分類の基本の考え方が出来上がりました。

植物は網(classe)、目(section)、属(genre)と分けられ、その後リンネ、ブラウン、ホーフマイスター、ジョシューなど有名な方々が一生懸命頑張っていただいて気の遠くなるような数を分類していただきました。

そのほとんどは19世紀半ばに出来上がり後にダーウィンによる進化論で分類学が大きな発展をすることになりますが、1990年代以降はDNA解析で分類の組なおしが繰り返し今後も続いてゆくのでしょうか。

園芸作物の品種、改良、育苗、繁殖の歴史はメンデルさんが大きく法則を変え発展させるのですが、近年このメンデルの法則を要しない遺伝子組換えが常識を覆す品種を次々と生み出す事となり、品種の特許出願が企業や公共団体の占める割合も増えているようです。

因みに品種登録すると一般作物で20年、永年作物で25年品種保護が保証されます。

広告

ゲノム細胞・品種

凄いぞ原核生物!大腸菌、ネンジュモ、アオコ、みんな嫌われ者ばかりじゃないか!

ゲノム(遺伝子)編集は今、CRISPRの応用により最も確実で簡単にクローンを作り出す事が可能になりました。

凄いというか恐ろしいというか、『神の領域』といわれノーベル賞候補に間違いなく上がると思われます。

元々は単細胞から発見されたようです。

凄いぞ原核生物!大腸菌、ネンジュモ、アオコ、みんな嫌われ者ばかりじゃないか!


これから世の中のものは一体どうなってしまうのでしょうか、ルールは守りましょうね。

メンデルさんから受け継がれた法則は要しない次元にあり、なおさら遺伝資源の重要性が求められる時代になってきました。

近年DNAを使った分類化も正確に整理されてきました。

「他人のそら似的なもの」や「同属の変わりもの的なもの」も関係が把握できてきたので誤解もなくなるでしょう。

植物の分類と名前にはルールがありますが、植物学では自然分類法、園芸学では人為分類法と複雑です。

・二名法:Homo sapiens (知能ある唯一の)イタリック体と、L(人物)ローマン体をヒトの学名から。

名詞、形容詞、人物名と決められている。

Homoの部分を属名(必ず大文字で始まる)+sapiensの部分を種小名+Lの部分を命名者。

分類学の父カール・フォン・リンネのLが唯一の人物であることを表したLなのであります。

あと、科というのがあります。

科とは属の集合体、形態の差は科間は大きく、属間は小さく総じて分類群、科>属>種の順番です。

春に3日の晴れアリ?・球根

春は寒い冬から、暖かくなるとともに、天気は周期的に変わるようになり、晴天が長く続かないことを表して
『春に三日の晴れなし』という言葉があります。

春は寒い冬から、暖かくなるとともに、天気は周期的に変わるようになり、晴天が長く続かないことを表して

『春に三日の晴れなし』という言葉があります。

今年はこの言葉は当らないようで、連日晴天夏日のような状態が続き寒さが苦手な方にはうれしい天気です。

ところで桜の開花にはどのように影響してくるのでしょうか、『桜600度の法則』はご存知でしょう。


バラ科桜属は日本が世界で最も美しい分布の中心であり多くの園芸種も育成されています。

沖縄のカンヒザクラが1月から始まり続いてヒガンザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラと気温の上昇で次々咲き始め南から北へサクラ前線が形成されます。


・春の花といえば球根植物が活躍する季節でもあります。

球根は宿根草の性質を持ち不適な環境では低温、乾燥などで乗り切り養分の貯蔵器官が肥厚していることが特徴的です。

球根の種類は鱗茎、塊茎、球茎、根茎、塊根とあり食材にも多く登場してきます。

球根という言葉は園芸用語で、日本独自の用語です。

シーボルトからビル・ゲイツまで

「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」をご存知でしょうか。

北極点から1,300㎞南ノルウェー領スピッツベルゲン島。

そこには植物の全滅に備え世界100か国以上から集めた10,000種を超える種子の標本が保存されています。

ビル・ゲイツ氏が中心となり建設された設備は地下より海抜130mの岩盤で、内部は120mの地点に設けられ、貯蔵庫は常に摂氏マイナス20度に保たれています。

万一の場合でも永久凍土層に守られるためマイナス4度を維持できるようになっています。「地球最後の日のために」方舟は作られたのです。

歴史上数多くの学者や研究者によって広められてきた植物たち。

シーボルトはドイツ出身の医学者・博物学者ですが動植物学に造詣が深いことでも有名です。

シーボルトは長崎で植物園を造り栽培研究を行っていたのには実は植民地経営で世界に張り巡らされた植物組織ネットワークの一員であることが背景にあったようです。

しかし日本における植物の復興に大きな影響を与え貢献したことは大きく、また、それら研究成果は当時のヨーロッパにも影響を与え、後に数多くのプラントハンター達が長崎を訪れシーボルトの広めた園芸の功績を称えていることでもわかります。

長い歴史の中で積み上げてきた動植物を如何に未来に向け、守り発展させていくべきか。

バレンタインデー・種子

バレンタインデーホワイトデーが近年下火になっているように感じるのは私だけでしょうか。

そもそも3世紀後半に殉教したキリスト教司祭の命日が、何故好きな人にチョコを渡して愛を告白する習慣になってしまったのか。

「商業戦略」に乗せられチョコレートの売り上げに貢献させられ40年以上続いたこの戦略も、近頃の若者には余り受けないようで、お陰で義理チョコしか貰ったことのない私としては惨めな思いをせずに済みます。

「種子繁殖」の続き、以前バーナリゼーション(春化Varnarlization)のお話をしましたが、休眠から覚醒するのは球根種子も同様です。

健康な種子、芽、球根が温度や水分などの環境条件が整っていても、四季のため覚醒しないのはアブシジン酸などの抑制物質で休眠しているからです。

秋植え球根の場合温周性のため地中海沿岸型の出身では夏は高温乾燥、冬は温暖多雨のため過酷な夏を乗り切るため夏は休眠して乗り越えて生存しています。

そのため秋から春にかけ生育する「冬緑型、とうりょくがた」なのです。

促成開花技術を使えば人工的に開花の演出ができるということもご存じでしょうか。

例えば。

乾燥させた球根を冷蔵庫に入れ(春化処理)数か月後に春を演出した栽培ができれば開花調整が可能です。など。

「休眠」から覚醒させることを「休眠打破」と言い、発芽抑制物質の減少はジベレリンなどの成長促進物質の増加により休眠から覚醒すると考えられています。

ここでの「種子繁殖」では種子の固定品種の採種や、一代雑種品種の採種についてはまたの機会にいたします。

種子の発芽の条件には4つの環境要素が重要で、水、温度、光、酸素ですが一般に植物は光なしで発芽しますが、光を必要とする種子の場合覆土を嫌います。

「光発性種子」「暗発性種子」と光の有無を確認し藩種や管理をすることが大切で、光の有無に関係せず発芽する「中光性種子」などもあります。

発芽条件に肥料はいらないことはご存知でしょうが、イネなどは水中で発芽するので酸素も必要ありません。

次回も種子を少し続けます。

ありがとうございました。

花粉の季節・種子

天気予報に花粉の情報が表示がされるようになり、またムズムズする花粉症の季節がやってきます。

春はあらゆる生き物にとって躍動的な季節であり待ちどおしいものですが、もはや花粉症の人には春は来てほしくない季節になりつつあるのかもしれません。

杉花粉は近年無花粉スギの開発が進んでいますが、これは無花粉の遺伝子を持つスギを発見できた事で開発が可能になりました。

地球温暖化対策への取り組みも重要で、人間が自然と共存するためには我慢しなくてはいけない事もあるのは仕方ないですか。

花粉とは子孫の繁殖のためにあるものですが繁殖には「種子繁殖」「栄養繁殖」「組織培養」などがあります。

種子繁殖は簡単に大量の種苗を生産できる繁殖方法ですが、個体ごとに自然界に適応にするために獲得した多様性などで、同じ品種なのにバラツキがあり必ずしも期待通りとは行きません。

メンデルの法則をご存知でしょうか。

血液型からの遺伝子型などは有名ですが、優性の法則、分離の法則などで示されているように或る確率とパターンにより世代交代していくとされています。

しかし育苗の専門家によってこれら問題は、増殖技術により品種の特性を維持し農業生産に利用する事が可能になりました。

次回に続きます。

ブログ初投稿!・ストレス

本日ブログ初投稿します。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。
園芸、ガーデニングに興味のある方、大歓迎です。
そして園芸、ガーデニングに全く興味のない方もどうか日常の出来事、関心事などでご一緒できたらうれしいです。
昨夜は3年に一度の皆既月食がありましたが、皆様ご覧になりましたか?残念ながら私は見てませんでした。
皆既月食にも色々種類があるらしく、スーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーンなど、それが昨夜はこの3種類が見られるという珍しい年だったようです。
名付けて「スパーブラッドブルームーン」だそうです。
さて、最近寒いですよねー、爆弾低気圧。どんどん聞きなれない言葉が出てきますが、寒くて更に雪が降って、困っている方は沢山いらしたのではないでしょうか?植物も寒いのは苦手です。
通常の植物は10℃~25℃位が限界で暑すぎても寒すぎてもストレスがおこるメカニズムがあります。
人間や動物と一緒ですね。
一部の野菜などはこのストレスを逆手に取って生育や保存などをおこなうようですが、一般的な園芸品種などはなるべくストレスが起こらない環境を作ってあげる事が大事です。
人間や動物とは違い、ものを言わない植物では生理的変化を察知してあげることが難しいでしょうが。
先ずは人間や動物が嫌う環境は植物も嫌いだと思ってくださいね。
高温、低温、強光、暗光、乾燥、過湿、塩分、病気など人間自身も日々格闘している環境課題があります。
とは言え完璧な環境で育つ事が必ずしも良いことだけとは限りません。
ある程度順応できる能力も必要とし、変動する環境変化での適応能力を持つことによって生存し続けるかが重要でもあります。
難しいですね。
移動できない植物は自らの代謝反応を自在に変化させ、生命を維持させるためストレスを応用しているとも考えられます。
ではそのストレスとエネルギーの源でもある光合成について次回は考えていきましょう。
本日はありがとうございました。
さようなら。