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植物に喜んでもらえるような水やり、学びませんか。

どうすれば植物の根がしっかりと水分や酸素を吸収できるように与えるられるか。水やりなのに色々難しい、なぜって植物も生き物です、季節を感じ時間や気温も感じます。「水やり3年」とは実際に経験して覚える必要があるので時間が掛かる、という意味でもあります。ですから昔から何も考えずに水やり30年、今だ失敗の連続という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。先ずは植物の根について。

水はイオン濃度が薄い方ら濃い方へ流れます。

漬け物はこの原理を利用しています。

青菜に塩という言葉がありますが、細胞などの膜から水が侵入する時の圧力を浸透圧といい、植物の根はこの浸透圧を利用して水や養分を吸収しています。 

根の細胞のイオン濃度が根の回りの水分や養分のイオン濃度より濃ければ、能動的に根に水分や養分が取り込まれます。

そしてその水分や養分が浸透圧によって根の中心部へと運ばれます。では、逆に根の細胞のイオン濃度が周囲のイオン濃度より薄ければどうなるでしょうか。
根からどんどん水分が抜けていき、漬け物状態になってしまいます。

濃度障害の原因にもなります。ですから化成肥料や未熟な堆肥の大量の施用は気をつけなくてはなりません。

植物が生きるためには水分と養分が必要ですが、ほとんどの場合は根が水分と養分を吸収する役割を担っています。

 ただし、根の水分吸収と養分吸収はそれぞれ異なるメカニズム によって行われています。

 細胞膜にはイオンチャネルとイオントランスポーターのほか、イオンの取り込みにエネルギーを提供する変換装置、取り込みの強さを調節する装置、イオンチャネルのゲ ートの開閉を調節する装置などもあります。 

根細胞に取り込まれた養分イオンは根の導管に入り、水と一緒に地上部へ移動し、茎や葉に供給されます。土壌中の養分元素は、イオンの形で植物の根圏に移動して吸収され2つのルートから、一つは植物が土壌中の水を吸収することで、土壌溶液に溶解しているイオンが水と共に根の表面に運ばれます。

もう一つは植物の吸収により、根圏のイオン濃度が低くなり、濃度勾配が発生し、イオンの移動が起こる拡散であります。 

土壌溶液中の養分イオンの濃度調節には、土壌コロイドが非常に重要な役割を果たし施肥した養分が土壌溶液に溶けて、過剰の陽イオンが土壌コロイドに吸着され、流亡を防ぐ。

植物の吸収により土壌溶液中のイオン濃度が低くなったとき、土壌コロイドに吸着している養分イオンが水素イオンの置換により再び土壌溶液に遊離して、植物の吸収に供する。

根の水分・養分吸収は、主に根の先端にある根毛により行われ、 根毛は根と土壌との接触面を増大させ、効率よく水分と養分を吸収します。鉢の水やりについて、根は、周囲の土に水分が無ければ水を求めて伸び、水にありついたら吸収し、乾くとまた伸びる。(この間、土の粒の間にある酸素や養分も吸っている。)

そのため、土が乾いたり湿ったりを繰り返し、適切な水やりを続ければ、鉢の中によく根が張り、生育が良くなります。もし水が足りない状態が長く続くと、葉は気孔を閉じ、水分の減少を防ごうとする。すると葉の温度が上昇して、葉が焼けてしまったり、ひどいと枯れてしまうこともあります。また、上部の若い葉が、足りない水分を少しでも補おうと、古い葉から水分を奪うため、下葉枯れが起ます。

水やりは、「一日に〇回」とか「〇日に一回」などと、決まった間隔で行うものではなりません。

動物が、のどが渇いたときに水を飲むのと同じで、植物も、水不足になったときに水を欲しがる。その頻度は、季節や温度、湿度、日照量、風当たり、土の種類、鉢の材質などに大きく左右されるからです。水やりは、「土の表面が白っぽく乾いたら行う」が原則で、鉢植えを枯らす原因は水のやり忘れよりも、水のやり過ぎによる根腐れのほうが多いといわれています。「少しくらいしおれても気にしない」というくらいの気持ちで。

水やりの方法は、鉢の縁ギリギリまで水をため、土に吸い込まれた水が、鉢底から流れ出てくるのが理想的です。

思い切ってたっぷりと水を与えることで、土中の二酸化炭素や、根から分泌された老廃物が、水と一緒に鉢底から押し流され、代わって土の表面から新鮮な空気が入り込むため、根が機嫌よく呼吸できるようになります。ついでに、土中に蓄積した塩類(余剰な肥料など)も、きれいに洗い流される想像をしながら(頭でイメージ)楽しんでやってみましょう。

土中に含まれる空気の二酸化炭素濃度は、大気中よりはるかに濃く、何十倍にもなる。それでも植物の根や土中の微生物が酸欠にならないのは、余分な二酸化炭素が土中の水に溶け込み、流亡するためで「鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水をやる」ことの意義は、このことからも理解できでしょう。

水やりの時間帯は、植物が活動を開始する早朝が最適ですが無理ならなるべく夕方までに行ってください。

日中と夜間は、ある程度土が乾いている状態にしておくと、夏の暑さ負けや、冬の凍結などを防ぐことができます。

水やりの際は、茎葉や花に水がかからないようにするのが基本。

植物は葉裏にある気孔から水を蒸散させ、減った分を根から吸い上げているので葉がぬれると、気孔からの水分の蒸散量が少なくなり、根からの水分吸収も悪くなります。また、茎葉や花がぬれると、病原菌が増殖し、病気が発生しやすくなります。特に梅雨時は、高確率で病気が発生するので注意。 水やりは、ハス口の付いているジョウロか、口の細い水差しを使って行ってください。散水方法を手元で切り替えられる製品も便利です。

少量の水を、ちまちまと与え続けると、水のかかった部分だけが湿り、鉢底の土は乾いたまま、という事態を引き起こしやすい。

また、鉢の縁まで水をためず、土の表面の、ある一箇所にばかり水をかけていると、土の中に水の通り道(「水みち」という)ができ、水の行き渡る部分と、全く水の来ない部分に分かれてしまうことがあります。

いずれも、水がしみ込まない部分の根が傷んだり、根の張り方が偏ったりするので、好ましくありませありません。水やりの回数が多すぎていつも土が湿っていると、根の伸長が抑えられ常に水浸しの状態が続くと、根が新鮮な酸素を吸うことができず窒息し、根腐れを起こします。そうなると株全体が枯れるのは、時間の問題。

せっかくきちんと水やりしていても、鉢が傾いていると、水やりの後、鉢底の一部に水が溜まってしまい、そこに張っている根が腐ることもあります。鉢の置き場所はできる限り水平な場所が好ましいでしょう。

鉢の下に「鉢受け皿」を敷いている場合は、水やり後、鉢底から出た余分な水が受け皿に溜まってしまう。

そのままにしておくと根が水浸しになり、根腐れしかねないので、必ず、溜まった水を捨てておくように。

室内に置いている大鉢などは、鉢受け皿に水が溜まったからといって、いちいち鉢を移動させて水を捨てるのが億劫。

そんなときは、雑巾やボロ布を受け皿に浸し、水を吸わせるとよいでしょう。水やりに用いる水は、水道水のようなきれいな水にしてください。

一晩くみ置いた水もよいでしょう。 

風呂の残り湯も使えるが、水中に脂肪分などの汚れが含まれているため、毎日のように与えていると、根が傷んだり、病気が出たりする可能性があります。

勿論入浴剤を使用した残り湯を与えるのも禁止。

また、池や川が近くにあるからといって、そこから水を汲んできて与えるのも問題があり、そのような水には、植物の病原菌(特に疫病菌)が潜んでいることが多いからです。

地植えの植物には、原則として水やりの必要はありません。

しかし、造成地の場合は、土の質が悪かったり、土の量が少なかったりして、乾きすぎてしまうことがあるので真夏に晴天が続くようなら、散水して樹幹の真下にある土と、枝葉をたっぷりと濡らしてやりましょう。※地表を湿らせる程度では、地下の根まで届かないので注意。

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4月は清明、万物はみな清らかに清々しく明るく美しいころ。

新入学の子供たちや新 入社員の初々しいスーツ姿も春らしい情景です。

初めてお給料をもらった頃が懐かしい、今となっては遠い昔の出来事、あの頃の清々しい姿は何処へやら。

人は年を取ると変わりますが、生き物はみなようゆうものなので、良く変わった方も悪く変わった方も気を落とさずに、頑張りましょう!

植物も例外なく年々変わってきています。

勿論人の手で意図的に改良するものも、自然天然のものも変化するんですよ。

ジョゼフ・ピトン・トゥルヌフォールという人が昔植物を草と木に分け、さらに花の形で綱を分け植物分類の基本の考え方が出来上がりました。

植物は網(classe)、目(section)、属(genre)と分けられ、その後リンネ、ブラウン、ホーフマイスター、ジョシューなど有名な方々が一生懸命頑張っていただいて気の遠くなるような数を分類していただきました。

そのほとんどは19世紀半ばに出来上がり後にダーウィンによる進化論で分類学が大きな発展をすることになりますが、1990年代以降はDNA解析で分類の組なおしが繰り返し今後も続いてゆくのでしょうか。

園芸作物の品種、改良、育苗、繁殖の歴史はメンデルさんが大きく法則を変え発展させるのですが、近年このメンデルの法則を要しない遺伝子組換えが常識を覆す品種を次々と生み出す事となり、品種の特許出願が企業や公共団体の占める割合も増えているようです。

因みに品種登録すると一般作物で20年、永年作物で25年品種保護が保証されます。

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ゲノム(遺伝子)編集は今、CRISPRの応用により最も確実で簡単にクローンを作り出す事が可能になりました。

凄いというか恐ろしいというか、『神の領域』といわれノーベル賞候補に間違いなく上がると思われます。

元々は単細胞から発見されたようです。

凄いぞ原核生物!大腸菌、ネンジュモ、アオコ、みんな嫌われ者ばかりじゃないか!


これから世の中のものは一体どうなってしまうのでしょうか、ルールは守りましょうね。

メンデルさんから受け継がれた法則は要しない次元にあり、なおさら遺伝資源の重要性が求められる時代になってきました。

近年DNAを使った分類化も正確に整理されてきました。

「他人のそら似的なもの」や「同属の変わりもの的なもの」も関係が把握できてきたので誤解もなくなるでしょう。

植物の分類と名前にはルールがありますが、植物学では自然分類法、園芸学では人為分類法と複雑です。

・二名法:Homo sapiens (知能ある唯一の)イタリック体と、L(人物)ローマン体をヒトの学名から。

名詞、形容詞、人物名と決められている。

Homoの部分を属名(必ず大文字で始まる)+sapiensの部分を種小名+Lの部分を命名者。

分類学の父カール・フォン・リンネのLが唯一の人物であることを表したLなのであります。

あと、科というのがあります。

科とは属の集合体、形態の差は科間は大きく、属間は小さく総じて分類群、科>属>種の順番です。

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春は寒い冬から、暖かくなるとともに、天気は周期的に変わるようになり、晴天が長く続かないことを表して

『春に三日の晴れなし』という言葉があります。

今年はこの言葉は当らないようで、連日晴天夏日のような状態が続き寒さが苦手な方にはうれしい天気です。

ところで桜の開花にはどのように影響してくるのでしょうか、『桜600度の法則』はご存知でしょう。

バラ科桜属は日本が世界で最も美しい分布の中心であり多くの園芸種も育成されています。

沖縄のカンヒザクラが1月から始まり続いてヒガンザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラと気温の上昇で次々咲き始め南から北へサクラ前線が形成されます。

・春の花といえば球根植物が活躍する季節でもあります。

球根は宿根草の性質を持ち不適な環境では低温、乾燥などで乗り切り養分の貯蔵器官が肥厚していることが特徴的です。

球根の種類は鱗茎、塊茎、球茎、根茎、塊根とあり食材にも多く登場してきます。

球根という言葉は園芸用語で、日本独自の用語です。

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「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」をご存知でしょうか。 北極点から1,300㎞南ノルウェー領スピッツベルゲン島。 そこには植物の全滅に備え世界100か国以上から集めた10,000種を超える種子の標本が保存されています。 ビル・ゲイツ氏が中心となり建設された設備は地下より海抜130mの岩盤で、内部は120mの地点に設けられ、貯蔵庫は常に摂氏マイナス20度に保たれています。 万一の場合でも永久凍土層に守られるためマイナス4度を維持できるようになっています。「地球最後の日のために」方舟は作られたのです。 歴史上数多くの学者や研究者によって広められてきた植物たち。 シーボルトはドイツ出身の医学者・博物学者ですが動植物学に造詣が深いことでも有名です。 シーボルトは長崎で植物園を造り栽培研究を行っていたのには実は植民地経営で世界に張り巡らされた植物組織ネットワークの一員であることが背景にあったようです。 しかし日本における植物の復興に大きな影響を与え貢献したことは大きく、また、それら研究成果は当時のヨーロッパにも影響を与え、後に数多くのプラントハンター達が長崎を訪れシーボルトの広めた園芸の功績を称えていることでもわかります。 長い歴史の中で積み上げてきた動植物を如何に未来に向け、守り発展させていくべきか。

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バレンタインデーホワイトデーが近年下火になっているように感じるのは私だけでしょうか。 そもそも3世紀後半に殉教したキリスト教司祭の命日が、何故好きな人にチョコを渡して愛を告白する習慣になってしまったのか。 「商業戦略」に乗せられチョコレートの売り上げに貢献させられ40年以上続いたこの戦略も、近頃の若者には余り受けないようで、お陰で義理チョコしか貰ったことのない私としては惨めな思いをせずに済みます。 「種子繁殖」の続き、以前バーナリゼーション(春化Varnarlization)のお話をしましたが、休眠から覚醒するのは球根種子も同様です。 健康な種子、芽、球根が温度や水分などの環境条件が整っていても、四季のため覚醒しないのはアブシジン酸などの抑制物質で休眠しているからです。 秋植え球根の場合温周性のため地中海沿岸型の出身では夏は高温乾燥、冬は温暖多雨のため過酷な夏を乗り切るため夏は休眠して乗り越えて生存しています。 そのため秋から春にかけ生育する「冬緑型、とうりょくがた」なのです。 促成開花技術を使えば人工的に開花の演出ができるということもご存じでしょうか。 例えば。 乾燥させた球根を冷蔵庫に入れ(春化処理)数か月後に春を演出した栽培ができれば開花調整が可能です。など。 「休眠」から覚醒させることを「休眠打破」と言い、発芽抑制物質の減少はジベレリンなどの成長促進物質の増加により休眠から覚醒すると考えられています。 ここでの「種子繁殖」では種子の固定品種の採種や、一代雑種品種の採種についてはまたの機会にいたします。 種子の発芽の条件には4つの環境要素が重要で、水、温度、光、酸素ですが一般に植物は光なしで発芽しますが、光を必要とする種子の場合覆土を嫌います。 「光発性種子」「暗発性種子」と光の有無を確認し藩種や管理をすることが大切で、光の有無に関係せず発芽する「中光性種子」などもあります。 発芽条件に肥料はいらないことはご存知でしょうが、イネなどは水中で発芽するので酸素も必要ありません。 次回も種子を少し続けます。 ありがとうございました。天気予報に花粉の情報が表示がされるようになり、またムズムズする花粉症の季節がやってきます。 春はあらゆる生き物にとって躍動的な季節であり待ちどおしいものですが、もはや花粉症の人には春は来てほしくない季節になりつつあるのかもしれません。 杉花粉は近年無花粉スギの開発が進んでいますが、これは無花粉の遺伝子を持つスギを発見できた事で開発が可能になりました。 地球温暖化対策への取り組みも重要で、人間が自然と共存するためには我慢しなくてはいけない事もあるのは仕方ないですか。 花粉とは子孫の繁殖のためにあるものですが繁殖には「種子繁殖」「栄養繁殖」「組織培養」などがあります。 種子繁殖は簡単に大量の種苗を生産できる繁殖方法ですが、個体ごとに自然界に適応にするために獲得した多様性などで、同じ品種なのにバラツキがあり必ずしも期待通りとは行きません。 メンデルの法則をご存知でしょうか。 血液型からの遺伝子型などは有名ですが、優性の法則、分離の法則などで示されているように或る確率とパターンにより世代交代していくとされています。 しかし育苗の専門家によってこれら問題は、増殖技術により品種の特性を維持し農業生産に利用する事が可能になりました。 次回に続きます。

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2月9日(金)ピョンチャンオリンピックが韓国で開催しました。 アジアでは1998年の長野オリンピック以来だそうです。 時差がないのは寝不足にならないから良いことです。 

「光周性」について、前回まで春化とは日長や温度などの刺激で成熟へと誘導されたながら花芽形成に影響される形態に「温周性」「光周性」 が

あります。

日の出から日没まで1日の日長の季節の変化を植物が感じ取ることができる植物の制御機能です。 普通1年で最も日が短いのは冬至、最も長い日が夏至ですが、花芽形成が促進、或いは制御する範囲はそれぞれの植物の条件で導かれます。

 

 

 

質的短日植物、(通常時間以上の夜が継続すると着花)、

 量的短日植物、(一定期間短日が続いたのち長日が与えられると着花)、

 質的長日植物、(通常時間以上の夜が継続すると着花しない植物)、

 量的長日植物、(一定期間長日が続いたのち短日が与えられると着花)、

 

  中性植物、(短日、長日では花芽形成せず、ある範囲のみで着花)、 

その他にキク科のように日長でも日短でも花芽形成するが中間の日長では花芽形成しない植物もあります。

 これらを応用し光周反応の開花調整が人工的に行われています。 電照による明期延長、光中断などの方法で電照栽培が可能で50lx以上、可視光線領域は400nm~800nmで光合成に有効な波長は青色と赤色域が影響するとされています。

ここの最後に、日長などの情報を感知するのは葉から茎へと伝えられ花芽形成を誘導する物質はフロリゲンだということを覚えておいてください。

ありがとうございました。

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植物の多くは休眠は温度や水分など環境が整っていても、それぞれの事情で生長や発芽を抑制します。

 

これは植物の休眠が生育に不適な環境を乗り越えるために発達させた能力で、生育が停止もしくは生育がきわめて緩慢な状態で過ごすことは生理的・形態的防御機構なのです。

 

植物が枯れているのか、休眠しているのかは見た目では中々判断できません。

 

植物の内的原因による休眠「自発的休眠・自然休眠」もあれば、環境条件の不適「強制休眠・他発休眠」もあり、また結実後の種子や球根は良好な環境条件であっても発芽せず休眠状態にあります。

花木が冬に芽を出し冬越えのため休眠期に芽をだすこともありますが、多年草にはロゼットを作って生長を止めて越冬するための休眠状態などは見た目にわかりやすい方です。

ロゼットとはロゼット洗顔何とか…ではありませんよ、バラの花びらのように放射状や螺旋状配列するものに由来した用語で、多年草で地面に葉を広げた状態で茎がほとんど無く生育が停止しているように越冬します。

 

例えばタンポポ、オオバコ、などですが、これら植物は背が高くないので生き残るため、人の最も身近な場所で雑草となり生存してきました。

 

生育による不良環境の中、耐性を高めるためロゼットを形成した植物は沢山あります。宿根カスミソウ、マーガレット、ミヤコワスレなど。

 

 

 

明確な温周性を持つ植物は四季の中でそれぞれに適した時期に変化を感じ取る仕組みを持っており、休眠覚醒、萌芽、花芽分化しますが「植物の低温による春化」や、光周性が役立たない種子などは「種子の低温処理による春化」などで開花を自在に促成する技術が進められています。

 

もちろん「光周性」も植物が四季を感じ取り花芽分化、落葉、冬芽形成、休眠、球根形成など様々な形態形成を制御する性質ですが、それについては次回にいたしましょう。

 

ありがとうございました。

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こんにちは、世間では良好な金融市場が昨日は一転、株式相場が世界的に暴落しました。

 

原因は何なのか、色々言われていますが専門家でも明確な答えが無いようです。

 

米国株式市場で一時1597ポイントの下落はほんの15分間の出来事で、生身の人間の仕業では考えられない事から、機械犯人説という面白い記事を見ました。

 

機械化による自動売買の電子市場の進展や、自動車、家電製品など殆ど全ての分野でロボット化・機械化が進むことでしょうが、園芸の分野ではどのようになるのでしょうか、皆さんはどうお考えでしょうか?

 

資本社会ではビジネス戦略なしには成り立たない訳で、近年の日本のガーデニング市場規模は2220億円位、毎年ほぼ横ばいか若干の伸び程度なので従来の方法では限界との見かたもあるようです。

 

※ちなみにイギリス4兆円、アメリカ5兆円です。

 

このようなことからガーデニング業界にも新たなビジネスモデルとしてIOT化戦略の波はどんどん押し寄せてきています。

植物に生体センサーを取り付けたり温湿度、照度、二酸化炭素濃度などを測定・情報の収集管理もできるようになりました。

 

植物の波形パターンで「喜んでいる」「悲しんでいる」を判別し、甘いものはもっと甘く、辛いものはもっと辛くするなどの技術も開発が進められているようです。

 

 

さて、前回「光合成」についての続きはまたの機会にいたしまして、この時期はやはり多くの植物が休眠から覚醒するバーナリゼーション「春化Vernalization」をテーマに次回はいたします。

ありがとうございました。 

 

3

こんにちは、寒いですね。風やインフルエンザに気を付けましょうね。

風で熱がでますよね、あれは体がウイルスと戦っている状態らしいです。

解熱のタイミング判断は難しいのでなるべくお医者さん診てもらう方がいいですね。
体が体温を上げてウイルスを弱らせていたとは知りませんでした。
植物ではハーブが風に効くとよく言われていますが、利用部位が全草、根、花、葉、種子と、種類がそれぞれ効能によって違うのでよく覚えてお楽しみください。
手頃なものでエセンシャルオイルなどアロマテラピーはストレスや体の免疫機能低下にお勧めです。

それでは前回に続き光合成について、光合成は5つの過程に分けられるのですが葉緑体の色素分子に太陽光を集め水を分解し酸素が生成され、大気中の酸素の源になります。
光合成色素を持つ緑色植物だけができる凄い技とも言えますが植物は有機物を作る過程の廃棄物が酸素なのです。
動物は呼吸で肺に酸素を取入れ二酸化炭素を放出し、植物との循環システムを作りだしているわけですから自然は偉大であり不思議でもありますね。光合成を受うける植物系統は3つに分類されており、二酸化炭素がどのように有機物に合成されるかで分けられています。

暗反応の仕組みをカルビン回路と言い、CO2が最初に生じる有機物の炭素数が3つあるからC3植物です。
古来より存在していたとされるのはC3植物で、今でも多くの温帯植物がC3植物ですが、原始地球の大気はCO2が大量に存在した中、CO2補償点が

高く、光飽和(最大日射)や生長適温(℃)も低いのが特徴です。


そしておよそ27億年前に藍藻の出現以来O2の増加によりCO2が減少していき、C4植物へと分科し更にCAM植物が分科していきました。

C4植物はハッチ・スラック回路があり、効率よくカルビン回路に引き渡す機能を備えています。
熱帯系植物やイネ科、雑草類などが多く含まれており、C3植物の進化系で寒さには弱いが乾燥、高温では成長が速いのが特徴です。

CAM植物にはサボテン科や多肉植物が含まれていて、高温、乾燥地帯で水分損失を防ぐため暗反応のもう一つの機能としてCAM回路があり、これは夜間に二酸化炭素を取り込み貯蔵してカルビン回路に引き渡す役割を備えいます。

CAM植物の炭素数は4つあるのでC4植物に含めることもあります。

これら光合成形態を自動車に例えると軽自動車、ガソリン車、ハイブリット車とイメージするのも面白いと思います。

では今日はこれまで。ありがとうございました。

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節分ですね。

豆まき、恵方巻、皆さんは何かされましたか?節分とは「季節を分ける」という意味だそうです。

炒った豆をまきますよね、生の豆は拾い忘れが芽を出して縁起が悪いからだそうです。 旧暦では2月3日節分大晦日に1年の厄をはらって2月4日立春新年を迎えたともいわれています。

植物はこの時期から芽を出し始めますが春を感じ始めるのは雨水が過ぎてからではないでしょうか。

もう少し寒い日が続くようですが、では植物はせっかちで芽を出し始めているのでしょうか? 植物が休眠から覚醒するには2つ要素があります。

1つは日の出から日没までの時間の変化で反応する「光周性という性質」。

1つは温度の変化に反応する「温周性という性質」です。

植物はそれぞれの条件に合った性質に反応します。

 一般的な植物は光、温度、二酸化炭素、水、が成長に不可欠です。

これらは光合成を促す環境でもあり植物が進化の過程で得たものです。

地球上の生き物は日々進化してきた結果現在がありますが未来ではきっと変っている筈です。

古来では二界説の動いてエサをとる動物と動物ではないものを2つに分けて扱ってきました。

現在は五界説の生物の系統を5つに分けた考え方

①原核生物界:モネラ、細菌類、

②原生生物界:単細胞動物、種類、

③植 物 界:光合成陸上植物、

④菌   界:カビ、キノコ、菌類、

⑤動 物 界:二界説動物から原生動物を除いたもの~アメーバー、ミドリムシ等を除いた殆どの動物。

その他に三界説では植物界、原生生物界、動物界に分けた考え方もありますが今後はまた違う考え方がでるでしょう。

植物、園芸の話に戻すと植物の分類はコケ、シダ、裸子、種子となります。

光合成植物は陸上植物、植物プランクトン、藻類です。光合成とは太陽光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応のことを意味するもので「光合成」は多くの反応から構成されています。

主に5つの過程があり光捕集、電荷分離、水の酸化、水の還元、二酸化炭素の還元、光合成。 次回も引き続き光合成のお話をしていきましょう。 

ありがとうございました。

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本日ブログ初投稿します。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

園芸、ガーデニングに興味のある方、大歓迎です。

そして園芸、ガーデニングに全く興味のない方もどうか日常の出来事、関心事などでご一緒できたらうれしいです。

昨夜は3年に一度の皆既月食がありましたが、皆様ご覧になりましたか?残念ながら私は見てませんでした。

皆既月食にも色々種類があるらしく、スーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーンなど、それが昨夜はこの3種類が見られるという珍しい年だったようです。

名付けて「スパーブラッドブルームーン」だそうです。

さて、最近寒いですよねー、爆弾低気圧。どんどん聞きなれない言葉が出てきますが、寒くて更に雪が降って、困っている方は沢山いらしたのではないでしょうか?植物も寒いのは苦手です。


通常の植物は10℃~25℃位が限界で暑すぎても寒すぎてもストレスがおこるメカニズムがあります。人間や動物と一緒ですね。

一部の野菜などはこのストレスを逆手に取って生育や保存などをおこなうようですが、一般的な園芸品種などはなるべくストレスが起こらない環境を作ってあげる事が大事です。

人間や動物とは違い、ものを言わない植物では生理的変化を察知してあげることが難しいでしょうが。

先ずは人間や動物が嫌う環境は植物も嫌いだと思ってくださいね。
高温、低温、強光、暗光、乾燥、過湿、塩分、病気など人間自身も日々格闘している環境課題があります。

とは言え完璧な環境で育つ事が必ずしも良いことだけとは限りません。

ある程度順応できる能力も必要とし、変動する環境変化での適応能力を持つことによって生存し続けるかが重要でもあります。難しいですね。

移動できない植物は自らの代謝反応を自在に変化させ、生命を維持させるためストレスを応用しているとも考えられます。

 

ではそのストレスとエネルギーの源でもある光合成について次回は考えていきましょう。

本日はありがとうございました。

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