開花時期
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月
花の色
黄
名前の読み
せいようたんぽぽ
分布
原産地はヨーロッパ
日本へは明治時代に渡来
生育地
道ばた、空き地、草地など
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
15~30センチ
分類
キク科 タンポポ属
学名
Taraxacum officinale
花の特徴
特徴は、開花時に「総苞片」と呼ばれる萼のように見える部分が反り返ることである。
葉の脇から花茎を出し、花径3センチから5センチくらいの黄色い花(頭花)を1つつける。
花茎は中空で、枝分かれをしない。
頭花は舌状花のみからなる。
舌状花の花冠裂片の先は5つに浅く裂ける。
葉の特徴
根際から生える葉は、生長するにつれて深く切れ込む。
実の特徴
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
灰褐色をしていて、先がくちばし状に細長く伸び、その先に羽毛状の冠毛がつく。
この花について
「蒲公英」の文字は漢名の「ほこうえい」から来ている。
それは、タンポポの葉を乾燥させた生薬の名でもある。
解熱薬、健胃薬として用いられている。
また、タンポポの若い葉は食用にもなる。
おしたしやてんぷらとして利用される。
ちょっと苦味があるのが特徴である。
鼓草(つづみぐさ)の別名もある。
縦に裂いた茎を浮かべて反った姿が太鼓に似ていることからつけられた名である。
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