開花時期
2月、3月、4月、5月
花の色
紫
名前の読み
しょかつさい
分布
原産地は西アジア・ヨーロッパ
日本へは栽培種として中国から渡来した。
今では野生化して群生している。
生育地
鉄道沿いや川の土手など
植物のタイプ
越年草
大きさ・高さ
30~50センチ
分類
アブラナ科 ショカツサイ属
学名
Orychophragmus violaceus
花の特徴
茎先から花柄を伸ばしていくつかの花をつける。
花の色は淡い紫色で、4弁花である。
雄しべと雌しべは黄色い。
葉の特徴
地下から茎を伸ばし、途中に葉をつける。
下のほうの葉は羽状で両側から切れ込んでいる。
先のほうの葉は大きく丸みを帯びている。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
この花について
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その他
名は、三国志に登場する諸葛亮(しょかつりょう)が出陣の先々でこの種子を蒔いたことから来ている。
葉の形が大根に似ていることから花大根(ハナダイコン)とも呼ばれる。
また、紫花菜(ムラサキハナナ)、大紫羅欄花(オオアラセイトウ)などの別名もある。
なお、アラセイトウというのはストックのことである。