花の特徴
花径は3センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花はよい香りがする。
葉の特徴
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。幹には凸凹がある。
実の特徴
花の後にできる実は、核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
初めは萼が黄緑色で実は緑色である。
やがて熟すと、萼は反り返って赤くなり、実は黒くなる。
その姿がミッキーマウスを連想させる。
この花について
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その他
実の形から英名をミッキーマウス・プラント(Mickey-Mouse plant)という。
そこから「ミッキーマウスの木」という流通名がある。
属名の Ochna はギリシャ語の「ochne(野生のナシ)」からきている。
種小名の serrulata は「細かい鋸歯のある」という意味である。